【高校受験】合格が分かったとき、先生の顔が一番に浮かんできた!
―白山下校の中学3年生は、全員が志望校合格を達成できたと聞いています。その一人であるIさんについて、宮﨑トレーナーがどのように指導を行ったのか、今回伺いたいと思います。よろしくお願い致します。
宮﨑トレーナー:よろしくお願いします。
―Iさんは、中2の春から入学されたんですよね。どのような生徒だったんでしょうか。
宮﨑トレーナー:そうですね。学校でも委員会活動に積極的に参加し、通知表も4や5が多い真面目な生徒だったと思います。ただ、英語は通知表で3を取ってしまったということで、英語の力を伸ばしたいという思いで入塾されました。
―英語が苦手ということですが、どのような点が課題だったのでしょうか。
宮﨑トレーナー:真面目な性格なので、学校のワークなどはきちんとやっているのですが、応用問題や長文問題を苦手としていました。ただ、苦手とは言っても私から見ると大したことはなく、穴となる科目が無かったのは、Iさんの強みだったと思います。
―それに対して、宮﨑トレーナーはどのようなアドバイスや指導を行ったのでしょうか。
宮﨑トレーナー:英語のテキストとしては、『新中学問題集 発展編』を使って、難しめの問題にも取り組んでもらいました。また、他の受験生も同じですが、中3の6・7月までに英文法をしっかりと固めてもらい、夏には長文演習を増やしました。その結果、通知表でも4や5が貰えるようになりました。
―保護者の方からのコメントでも、苦手だった英語が好きになったことが驚き、とても嬉しかったとありましたね。
宮﨑トレーナー:やっぱり、苦手意識がある科目でも、解ける問題が増え、点数が取れるようになるとその科目の面白さが分かってくるんだと思います。最初は出来なかった長文読解も、構文解釈を授業や家庭学習・自習の時間を使って丁寧にやってもらった結果、理解度が目に見えて上がってきましたからね。
―では、受験に向けてのメンタル面のフォローについて伺います。この点で意識してお声がけされたことはありますか?
宮﨑トレーナー:そうですね。Iさんだけでなく、どんな子でも受験が近づくにつれ、不安になったり落ち着かなくなったりするものだと思います。特に都立推薦入試の前には、「受かったらラッキーだと思って、落ちてしまったら一般入試でリベンジしよう」と全員に伝えていました。実際に推薦では残念な結果に終わってしまったので。
―推薦入試の結果判明後に落ち込むことはありましたか?
宮﨑トレーナー:いえ、反対に推薦入試後から勉強のギアが上がっていきましたね。受験というものが自分事としてはっきりと受け止め切れたので、むしろこの不合格はIさんにとって、ある意味良かったと思います。多少の気持ちの上がり下がりはここからもありましたが、他の受験生たちとともに最後まで一生懸命頑張っていました。
―合格を知った瞬間はいかがでしたか。
宮﨑トレーナー:勿論生徒のことは信じていましたし、自己採点の結果も把握していたので大丈夫だと思っていました。ただ、今年は全体的に平均点が上がっていたので最後までドキドキはしていました(笑)。結果を聞いてとても嬉しかったです。
―受験体験記には、「合格が分かったとき、宮﨑先生の顔が1番にうかんできました」とありますもんね。
宮﨑トレーナー:こういった言葉を予期せず貰えるのは、トレーナー冥利に尽きますね。勿論、深山講師を含め、各教科で指導して下さった講師の方々には感謝です。また来年度の入試でも全員が志望校に合格できるよう、一致団結して指導してまいりたいと思います。