【中学受験】残り3か月のタイミングでの「受験がしたい」。複数回挑戦で見事合格!
―生徒に対しての面倒見や講師に対する的確な指示に定評のある森トレーナーに、本日はインタビューを行いたいと思います。よろしくお願い致します。
森トレーナー:よろしくお願いします。
―受験体験記を寄せてくれたY.Yさんは、小6の秋に「中学受験がしたい」と言い出したそうですね。
森トレーナー:そうなんです。一応、元々小5の夏までは栄光ゼミナールに通い、中学受験の勉強を進めていたそうです。ただし、内容が難しくなってきたこともあり、一旦受験勉強をストップしていました。ただ、やはり学園祭などを通じて跡見学園に行きたい思いが強くなったということで、小6の10月にパーソナルスタディに入塾することになりました。
―ということは、入試本番まで約4か月弱というタイミングだったんですね。
森トレーナー:そうです。実は、Y.Yさんのお兄さんも同じように小6で中学受験をすることに決め、パーソナルスタディに入塾して日大豊山に合格していきました。そのこともあって、ギリギリのタイミングでしたが、うちに入塾したいと思ってくれたようです。
―他の受験生だと、そろそろ過去問に取り組んでいる段階だと思いますが、残り4か月の段階で森トレーナーはどのような学習計画を立てていったのでしょうか。
森トレーナー:国語は得意で実際良く出来ていました。ただ、やはり途中で中学受験の勉強をやめてしまっていたので、算数だと比などの重要単元で丸々抜けているところもありました。そのため、10~12月は単元学習に充て、12月後半になってから、跡見学園の過去問を何度も取り組ませました。志望校が明確に跡見一本だったので、そこさえ何とかなれば…という感じでしたね。
―家での勉強内容なども具体的に指定していきましたか?
森トレーナー:はい。家での勉強は、自分の好きな科目や得意な科目など偏った勉強内容になりがちだったので、この日にどの科目の何をやる、という風に科目・単元をみっちり決めるようにしていきました。
―生徒の声には、「(私に)合った方法で授業を進めてくれました」とあります。何か生徒の特性を見て意識されたことはありますか?
森トレーナー:そうですね、元々勉強がすっごく好きなタイプではなかったと思います。志望校は明確に決まっていましたが、気持ちがやや先行して現実とのギャップが見えていなかった部分もありました。ですので、残り少ない期間であっても、まずは出来るところからやらせていき、出来たら褒める。それを徐々に増やしていくことで、12月頃には自分から勉強を進んでやるようになっていきました。
―的確なコーチングがハマったわけですね。2月1日からの入試本番はどうでしたか。
森トレーナー:初日の一般・特待は残念な結果、また2日の一般入試も残念な結果でした。特に2日の結果が判明した後は、かなり本人も落ち込んでいました。ただ、厳しい戦いにはなることは予想していたので、あらかじめ校舎に来てもらうように呼んでいて、「最後まであきらめずに頑張ろう。絶対いけるから!」と声を掛けていました。
―そして、2月5日に4度目の挑戦をしたわけですね。
森トレーナー:はい。この日の結果も最初から合格をもらえたわけではありません。ただ、6日の17時に繰り上げ合格の電話をいただき、見事志望校合格となりました。結果が良くても悪くても、中学に向けて勉強していかなければならないことは変わらないので、18時10分からの授業には呼んでいたのですが、その前にとても嬉しい結果が出て本当に良かったです。
―最後に、今後受験を控えている生徒たちに向けてメッセージをお願いします。
森トレーナー:はい。正しい努力を続けること、そして最後まで諦めないことが大事だなと改めて感じました。とはいえ、何が正しくて、何が間違っているかは自分ではなかなか分からないものです。迷ったときには、是非一度ご相談していただければと思います!