【中学受験】基礎をくり返して、知識の定着を図りました!
―生徒に対しての面倒見や講師に対する的確な指示に定評のある森トレーナーに、本日はインタビューを行いたいと思います。よろしくお願い致します。
森トレーナー:よろしくお願いします。
―受験体験記には、理科が苦手で大変だった、と書いているRさんですが、最初は算数が一番の苦手科目だったそうですね。
森トレーナー:そうなんです。この生徒は啓明館に通っていたのですが、「ナビゲーション模試」で国語・理科・社会は偏差値60前後だったにもかかわらず、算数が45くらいということで、小5の春からパーソナルスタディに通い始めました。
算数は夏くらいからぐぐっと伸び始め、最終的には国語の次に得意な科目になっていました。
―その一方で、理科が苦手になり始めてしまったということですか。
森トレーナー:そうですね。算数の授業をパーソナルスタディでも受講し始め、算数に対する苦手意識がなくなったからか、問題演習量も増えていきました。その一方で理科に取り組む時間が相対的に少なくなり、理科の成績が低迷してしまっていました。
―受験学年になり、苦手科目となった理科の勉強にはどのように対応されたのでしょうか。
森トレーナー:どのお子さんもそうですが、嫌いなものからは目を背けたくなるものです。ですので、まずはとにかく基礎固めということで、基本レベルの問題にとにかく繰り返し取り組ませました。
―生徒本人も、「基礎的な内容をくり返し復習した」と受験体験記に書いていますね。その他、実際に授業にあたる講師の先生方に伝えたことなどありますでしょうか。
森トレーナー:そうですね、能力は間違いなくあるのですが、「分からない」「やりたくない」といってちょっと甘えたがるところがありました。本当は自力で出来るはずの問題に対しては、言葉を鵜吞みにしてヒントをすぐに与えるのではなく、基本は本人に考えさせて説明させるように伝えていました。
勿論、問題が出来たときには100%で褒めるようにしてもらっていましたし、また苦手なものにも立ち向かっていけるように、「問題が出来ていない=✕、ということではないんだよ」ということは折に触れて本人にも伝えていました。
―それが功を奏したというわけですね。
森トレーナー:そうですね。上手くいったことばかりの受験勉強ではなく、基礎の大切さや余裕をもって勉強を進めることの重要性や難しさを知った1年になったと思うので、中高一貫校の授業進度の中でも今回の経験を活かしてほしいな、と思います!