【中学受験】大手塾の一斉授業ではよくわからなかったところが解決!
―冷静な学習指導と面倒見に定評のある向田トレーナーに、本日はインタビューを行いたいと思います。よろしくお願い致します。
向田トレーナー:宜しくお願いします。
―Mさんは、元々大手集団塾に通っていたんですね?
向田トレーナー:そうです。小5の夏まで四谷大塚で集団授業を受けていました。国語は好きで得意だったものの、算数・理科が嫌い、苦手ということで、パーソナルスタディで受験に向けた勉強を進めていくことになりました。
―具体的にはどのような教材に取り組んだのでしょうか。
向田トレーナー:四谷大塚の集団は退会したものの、オンラインで継続はしていたので、そのまま予習シリーズを使った個別指導を行いました。
算数・理科は偏差値が40くらいからのスタートだったので、まずは週テストで偏差値50を目指す、そして演習問題編を使って問題をしっかりと解くことを行いました。
―授業だけだと、なかなかその分量をこなすのは大変そうですね。
向田トレーナー:そうですね、授業だけだと到底辿り着かないので、宿題としても、ページ数や期限を指定して、いつまでに何をやるのかを具体的に伝えていました。
―家庭学習の進め方について、保護者の方から何か相談はありましたか?
向田トレーナー:保護者の方とは結構密に連絡を取っていましたね。一番は家ではなかなか気分が乗らず、勉強がなかなか出来なかったり、やっても好きな国語ばかりだったり、と家庭学習の面ではなかなか思うように進まなかったようです。
―そこに対してはどのようにアプローチしましたか?
向田トレーナー:生徒によって、自宅で集中できる子と外に出た方が集中できる子に分かれると思います。この子は後者のタイプだったので、とにかく苦手な教科や宿題は、基本的に授業後や授業がない日もパーソナルスタディに来て、自習室で勉強していくスタイルを定着させていきました。
小6の夏は、自習室に来ない日が1日たりともなかったくらいです(笑)。ここで計画通り勉強が進んだのは大きかったですね。
―志望校の過去問対策などはどのように行いましたか?
向田トレーナー:志望校は共立女子だったのですが、いきなり取り組ませるのではなく、京華中や日大豊山中など基本的な問題が多く出題される中学の過去問からやらせていきました。
1つの学校の過去問が合格点に到達したら、次の学校に進める、そんなルールで取り組ませていったのですが、本人はとにかく早く共立女子の問題が解きたい(笑)。それがモチベーションになって頑張っていましたね。
―なるほど、向田トレーナーの狙い通りという感じですね。
向田トレーナー:そうですね、ここに関しては上手く本人の気持ちを乗せながら、指導できたかなと思っています。苦手だった算数や理科も、最終的には四谷大塚の偏差値で55くらいまで上がったので、頑張った生徒の一人ですね。今年も一人ひとりの状況や性格に合わせたかたちで、合格まで導いていきたいと思います。